ホーム練り物ができるまで

竹輪やかまぼこ、はんぺいの原料となるのは皆さんもご存じの通り白身のお魚です。
当社ではおでんなどに使うはんぺいには、もっちりとした食感になる北海道産の鱈を主に使用します。
また、ノルウェーやアメリカで獲れた最高級の鱈をかまぼこやさしみ天など高級な商品に使用しています。
その他、イトヨリダイ、エソ、キントキなど商品の特徴に合わせ、 熟練の職人が経験と勘によりブレンドして最高の商品をご提供できるよう、日々努めております。
その他玉ねぎやキャベツ、最近では地元豊浜産鰯の活用を始め、地産地消にも取り組んでいます。

近年では高速回転ミキサー(カッター)ですり身を切り裂くようにする事によって、
短時間で練り上げる製法が主流となっていますが、
当社では明治の創業以来、杵と臼を使いじっくり時間をかけ練り上げる製法にこだわっています。
この製法によりつなぎとして卵白を使用しなくても、しなやかでこしのある商品に仕上げる事ができます。

かまぼこや竹輪ではある程度形が決まっていますが、
揚げ物では丸型や四角、玉型や棒型など、お客様のご要望に合った様々な形をご用意しております。

練製品は、蒸すと「かまぼこ」、焼くと「竹輪」、揚げると「はんぺい(さつま揚げ)」と、
加熱方法によって名前が変わる不思議な食べ物です。
特に当社では揚げ油は必ずこめ油を使用しています。
こめ油には「スーパービタミンE」とよばれ、美肌・美容に良いといわれる成分が多く含まれている事から、
近年ではプレミアム油と呼ばれる貴重な油です。当社では昔からこのこめ油を愛用しております。

例えば揚げ物では、約170℃前後の油で揚がった商品を、約15分程度で一気に10℃以下まで冷却させています。
これにより、菌の繁殖が一番起こりやすい温度帯を省く事ができ、商品の品質維持に大いに貢献します。
この冷却機は自動洗浄機能も付随しているので、毎日衛生的に管理する事ができています。

トレー・ラップ、ピロー包装、袋詰めなど、様々な包装形態にてご用意させて頂いております。
包装後は金属探知機にて全量検査も欠かさず行っております。

包装不良や異物混入など、商品に不備な点が無いかは最終の目視検査にて行います。

低温管理された冷蔵車両にて、各お客様に向け365日商品をお届けしています。

ページのトップへ戻る